カラッぽ
13日には旭川市の旭川平和通買物公園で公演を行った。公演前の取材に「年が年でどうなるか分からないから、精魂込めて一生に一度の思い出に残る踊りをやりたいですね」と語っていた。午後1時10分ごろに公演が始まり、ギリヤークさんは、津軽三味線に合わせて踊る「じょんがら一代」など3演目を披露。「よされ節」では観客と手をつないで踊り、場の雰囲気を和ませた。「どうもみなさんありがとうございました」と言い、演技を終えると、観客からは「ギリヤーク！」とかけ声が飛び、温かい拍手が湧き起こった。最後まで見ていた旭川市の新井重治さん（74）は「91歳であれだけ動けるのは半端ではない。他の人はまねできないですね」と感心していた。
